公務出張中に風俗サービス 「天理市長」が負けた人間の性

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 爽やかなイメージを武器に、若くして市長の座に就いたイケメンは、東大卒で元外交官の“勝ち組エリート”。だが、込み上げる“男の衝動”には打ち勝つことが出来なかったのか。公務出張で上京すると風俗嬢をホテルに呼びよせ、“本番行為”を要求していたのだ。

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 奈良県北部にある天理市。市内には天理教本部が置かれ、宗教団体の名を市名の由来とする日本で唯一の自治体として知られている。

 人口約6万6000人が暮らすその天理市のトップを務めるのが、2013年の選挙で初当選した、並河健市長(38)。東大法学部を卒業すると、外務省でエジプト大使館の書記官などを務めた後、大手広告代理店・電通への転職を経て、政治家に転身したという華麗な経歴の持ち主である。

 地元政界関係者が言う。

「大阪出身の彼が最初に天理に来たのは、5年前の衆院選でした。日本維新の会の候補として、天理市を含む奈良2区から出馬して落選、翌年、無所属で市長選に出馬したのです」

 市の人口の1割ほどと言われる天理教信者も味方に付け、若さと爽やかさをアピールした結果、約1万1000票を集めて当選。

「奈良選出の高市早苗前総務相が推した自民党推薦の候補を破ったにも関わらず、市長は当選すると高市大臣にベッタリで、今では蜜月。総務省の地域活性プロジェクトの補助金を取ってきましたし、今のところ失点がない」(同)

 天理市の市長選が今年10月に行われるが、目下、他に出馬予定者はおらず、並河市長の再選が固いという。

 だが、これから紹介する市長の姿は、有権者の目にどのように映るのか。その時の様子を明かすのは、都内の派遣型風俗エステでマッサージ嬢をする20代前半の女性。スレンダーながら、Dカップの大きな胸が印象的だ。

「ウチの店は、一緒にシャワーを浴びて、出てきたらベッドでアロマオイルを使ってマッサージをし、最後は手を使ってフィニッシュというシステム。だから、普通のデリヘルとはちょっと違って、基本はお客さんが受け身の形です」

 並河市長が彼女を都内のホテルに呼んだのは、今年2月。予算の陳情などで東京出張をしている時だった。

「一番短い70分で1万1000円のコースで、通常、女の子は下着の上にYシャツを着てサービスするんですけど、3000円の全裸になる追加オプションを付けていました。その場合、女の子の上半身だけ触ることが出来ます。最後はベッドで横になりながら手でするんですが、フェザータッチで、ひたすら私の背中を触っていましたね」(同)

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