片岡鶴太郎、「熟年離婚」発表の背景 笑いも消えた求道者生活

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 38年連れ添った妻と熟年離婚していたのは片岡鶴太郎(62)だが、その間、彼の変遷は凄まじかった。「オレたちひょうきん族」でブレークし、俳優としても評価されながら、ボクシング、絵画、陶芸と手を出して挙句、最近はヨガにハマって激やせ。さすがに奥さんもついていけない……。

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 鶴太郎が突如、この決断について口にしたのは、8月18日に放送されたフジテレビ系「ダウンタウンなう」の番組内だった。「実は3月に離婚していまして」と切り出したのだが、

「離婚後、片岡さんはどう公表しようかと考えていて、いずれは漏れ伝わることだから、自分から公表しようと結論づけたんです」

 と耳打ちするのは、片岡の事務所関係者である。

「どうせなら笑いながら扱ってくれる番組がいいと考え、ダウンタウンと坂上忍が居酒屋で飲みながらトークする『本音でハシゴ酒』というコーナーがウリのこの番組を、自ら指名したんです。片岡さんは5月、インド政府公認プロフェッショナルヨガ検定に合格、6月13日に記者会見を開きましたが、番組に出演を依頼したのは合格前。片岡さんは会見後の離婚公表にこだわったのですが、やっぱり今の片岡さんにとってはヨガがすべてで、晴れの場を“離婚”で汚したくなかったのでしょう」

 80年代末にはボクシングを、その後、絵を始めた鶴太郎を評して「とにかく凝り性」と語るのは、昭和29年生まれが集う午年の会に同席していた一人だ。

「ボクシングの腕はたいしたことがないが、絵は気合いが入ってすごい。会では安倍総理にも水彩画を指導して、最近も神奈川県の黒岩知事らに水墨画を指導していたみたい。朝起きて食事までに4時間とか言ってました。打ち込みすぎるタイプで、同じ調子でヨガにも取り組んだのでしょうね。奥さんは大変だろうな、と思っていました」

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