「広陵の中村」「天理の輪島」に目をみはった球界角界のスカウト

野球週刊新潮 2017年8月31日秋風月増大号掲載

 開幕当初は「清宮幸太郎ロス」ともいわれた今夏の甲子園だったが、どっこい熱戦続きで、スター選手も現れた。ひとりは強肩、俊足、強打の超高校級捕手で、もうひとりはあの大横綱の息子。それぞれに異なる意味で大物である。

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 20日の準々決勝第2試合、奈良代表の天理は9回に2番手投手として、背番号11をつける3年生、輪島大地を、この大会で初めてマウンドに送った。大分代表の明豊を13対3でリードしていたので、試運転みたいなものだったのだが、連打と四球で無死満塁にした挙句、満塁ホームランを喫してしまった。

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