韓国・文在寅大統領の“慰安婦づくし”フルコース 記念日、歴史館、公園も登場

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「慰安婦パーク」

 すでに予兆はあったと全国紙の外報部記者が言う。

「朴槿恵(パククネ)政権が一連の疑惑で職務停止となっていた昨年末、釜山の日本総領事館前に慰安婦像が設置されました。合意を履行すべく撤去に動いた政府に世論は反発し、当時はまだ人権派弁護士の肩書きだった文大統領も、SNSで慰安婦像を“生きた歴史の教科書だ”と擁護しています。結局、撤去に及び腰になった韓国側に対し、日本は駐韓大使を一時帰国させ対立が深刻化しました」

 そんなことなどおかまいなしに、文政権が提供するフルコースにはこんな前菜が添えられているという。

「合意が成立した後の昨年秋、ソウルでは『慰安婦パーク』と呼ばれる記念公園がお目見えしているのです」

 と話すのは、元朝日新聞ソウル特派員でジャーナリストの前川惠司氏である。

「建設に尽力したのは大統領と同じ党所属のソウル市長です。慰安婦像設置を進める韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)が公園を計画した際、市長が土地の無償提供を申し出たのです」

 その場所は、韓国統監府の初代統監・伊藤博文の公邸跡地。まさに韓国にとっては因縁の土地なのだ。

「園内には、慰安婦として名乗り出た247名の女性の名が刻まれた碑文がありますが、近隣には世界各国の若者が集うYMCAの宿舎があります。彼らが公園を通る度に韓国の言い分を見聞することになる。慰安婦問題を国際的に拡散する意図があるのです」(同)

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