出光興産の対立、背後に「イメルダ夫人」の存在 29日株主総会

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■「出光興産」統合を阻む黒幕は「イメルダ夫人」(下)

 昭和シェル石油との経営統合をめぐり、出光興産(以下・出光)では合併を進めたい経営陣と反対する創業家の緊張状態が続いている。この対立の後ろには、創業家当主・出光昭介名誉会長の妻、千惠子夫人の存在が。創業家は、昭介氏の次男の正道氏の社長就任の要求を経営陣に突きつけたという。

 彼女を知る人物は「千惠子さんは出光の株主ではないし、この騒動では表に出て来ませんが、出光の社内では昔から“イメルダ夫人”と呼ばれるほど恐れられていました」と明かす。

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