石破茂元大臣、安倍一強下で物申す 前川問題に「泥仕合はやめよう」
安倍政権の説明責任を語る「ポスト安倍」
文科省、内閣府、農水省、そして官邸に与党が入り乱れ、収拾がつかなくなった感が漂う加計学園問題。そんななか、ひとつはっきりしているのは「一強」の安倍総理を守るべく、自民党が「反前川」で結束していることだ。しかし、「党内野党」の石破茂前地方創生相(60)は敢えて物申す。
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「前川砲」を受けて、菅官房長官以外にも政府自民党からは前川批判、すなわち安倍擁護が相次いだ。例えば、
「(前川会見は)理解できない発言だ」(高市早苗総務相)
「(前川氏が指摘した)文科行政が歪められているという認識はない」(松野博一文科相)
「もう文科省を辞めている方だ。問題があるなら、なぜ現職の時に発言しなかったのか」(竹下亘自民党国対委員長)
といった具合である。これに対して、ポスト安倍の一人と目され、それゆえか現在、不遇をかこつ石破氏だけは、
「事務方のトップにいた方が、ああいう発言をするということは、それなりの意義、意味がある」
と、記者団に対して安倍総理の「敵」である前川氏に理解を示すコメントを発したのだった。
こうして一強に一人で対峙するかの如き石破氏は、本誌(「週刊新潮」)に改めてこう語った。
「前川さんは記者会見という場で、あれだけ多くのメディアの前で、『行政が歪められた』と発言したわけですから、政府としては『いいえ、歪められておりません。なぜならば、かくかくしかじかで……』と説明すればいいだけの話。きちんとした説明をするのが政府の責任でしょう」
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