加計告発「前川前次官」のルーツ キャリア試験4位の大資産家御曹司

政治週刊新潮 2017年6月8日号掲載

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 泣く子も黙る官房長官に名指しで攻撃された前川喜平前文部科学事務次官(62)。が、怯むどころか「証人喚問」出席を宣言するなど対抗心をムキ出しにした。そのルーツを辿ると、大資産家一族、成績抜群の「お坊ちゃま」の相貌が――。

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 村上春樹氏の代表作『ノルウェイの森』。この作品と、前川前次官に繋がりがあると聞いたら驚くムキも少なくないだろう。

 記者会見の後もメディアのインタビューに答え続け、持論を展開した前川氏。「正義の告発者」然とした姿と、怪しいバー通いの事実との間には、どうにも焦点を合わせづらいが、

「前川さんは、もともと優良企業の御曹司。ボンボン中のボンボンです」

 と言うのは、前次官をよく知る知人である。優良企業とは、「前川製作所」。大正13年創業、事業用の冷凍機を手掛けるメーカーだ。非上場で、いわゆる「B to B企業」のため、一般的な知名度は高くないが、世界トップシェアで、昨年は売上高812億円、営業利益で92億円をたたき出している。グループ会社も6社ぶらさげる。この創業者・前川喜作氏の長男の長男に当たるのが、当の前次官なのだ。

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