浜崎あゆみ、新宿2丁目にエール “デビューした頃から大好き”

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浜崎あゆみ(38)

〈デビューしたばかりの頃から新宿2丁目が大好きだ〉

 唐突にこんな書き出しでインスタグラムを更新したのは、浜崎あゆみ(38)。

〈私の青春時代は2丁目で過ごした想い出で埋め尽くされている。狂ったように忙しかったあの頃、仕事が終わってごはんを食べるのも、飲みに行くのも、ボロボロになって泣きに行くのも、嬉しいことがあってお祝いをするのも、いつだって2丁目だった〉

 ヘーッ! 全国ツアーが始まって間もない5月17日のこと。久しぶりに日本のゲイのメッカ新宿2丁目に足を運んだらしく、なぜかLGBTなどマイノリティに力強いエールも送っている。

「見たわよお。〈私はマイノリティーの一部として発信し続けようじゃないの〉とか言ってるけど、どうしたのかしら、あの子。まあ、確かに若い頃お? 全盛期はよく来てたけどお」

 とは新宿2丁目の、とあるゲイバーのママである。

「でも別にマイノリティがどうしたこうしたなんてことじゃなかったわよお。だってえ、当時つきあってた長瀬(智也)と一緒に来て遊んでたんだからあ」

 焼き肉店やゲイバー「K」、「M」が御用達だったという。

「でも普通のお客もいるじゃない。みんなにバチバチ撮られた写真が拡散しちゃって、事務所に怒られたんですってえ。それからは貸し切りで遊ぶようになったのよお。でも『M』の方は貸し切りを断られてから、行かなくなったのよお」

 今回の全国ツアーは、ライブ中の写真撮影を解禁。ネットには太ったアユが溢れている。時代も変わったものである。

「人気もあって、可愛かった頃の自分が懐かしくなっちゃったんじゃないのお。あ、そうそう、2丁目のドキュメント映画が出来たのよお。『売買ボーイズ』っていうんだけど、まだ劇場が決まらないんですってえ。マイノリティの味方してくれるんだったら、力貸してくれたらいいのにい」

 一肌脱いでみてはいかがだろうか。

週刊新潮 2017年6月1日号掲載

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