肺がんステージ4だった大林宣彦監督 構想40年の新作

映画週刊新潮 2017年5月18日菖蒲月増大号掲載

 4月末、大林宣彦監督(79)の最新作のスタッフ向け試写会が都内で行われた。

「戦前の佐賀県唐津市を舞台にした青春群像劇で『花筐(はなかたみ)』という3時間もの大作なんですが、上映前に大林監督が挨拶に立ったんです。すると“昨年8月のロケ開始直前に、肺がんのステージ4で余命6カ月と宣告された”と言うので驚きました。少しやつれて見えたけど、元気そうでしたからね」(関係者)

 すでに医者の言う寿命は過ぎている。だが、この新作にかける思いは並々ならぬものだったようなのだ。

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