「沖ノ島」世界遺産登録、関係者が落胆ムードの事情

社会週刊新潮 2017年5月18日菖蒲月増大号掲載

 古代祭祀の痕跡をはじめ、数多くの遺構が現存する沖ノ島(福岡県)がこの度、世界遺産に登録されることになった。しかし、この吉報を関係者は、心から喜んでいない様子なのだ。

 地元紙記者が言う。

「今回登録が勧告されたのは、沖ノ島とその周囲の岩礁だけ。県が合わせて推薦していた、島と縁の深い宗像大社や古墳群は除外されたんです。地元では落胆の声が広がっています」

 中でも茫然としているのは、旗振り役の小川洋福岡県知事である。

「決定発表後のインタビューでも笑顔はなく、『非常に残念で厳しい勧告だ』と肩を落としていました」(同)

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