世界記憶遺産に申請、杉原千畝「命のビザ」手記に改竄疑惑 四男が語る

社会週刊新潮 2016年11月10日神帰月増大号掲載

 たった一人の外交官が記した“文字”が、数千人の命を救った――。「命のビザ」で知られる杉原千畝(ちうね)。先の大戦で、ナチスの迫害から逃れるユダヤ人を救った功績は広く知られる。その日本が誇る史実が「世界記憶遺産」に登録されるにあたり、申請文書に疑いの声をあげる遺族が現れた。

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「このままでは、天国にいる父も喜ばないと思い、告発することにしました」

 と話すのは、千畝の四男である伸生(のぶき)氏(67)だ。

 生前、千畝は4人の息子に恵まれたが、存命なのは彼1人。

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