竹下元首相が慄いた「皇民党」からの攻撃 現党主が語る裏側

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■日程は筒抜けだった皇民党の「竹下登」ほめ殺し(下)

 右翼団体「日本皇民党」による竹下登元首相への“ほめ殺し”街宣は、田中角栄に反旗を翻し創政会を結成した一件がきっかけだった。「親を裏切るような人物が国のトップになるのは、教育上もおかしいではないか。そんな思いが先代(稲本虎翁・前総裁、91年4月死去)を駆り立てたのだろう」と語るのは、当時「総隊長」として現場を切り盛りしていた大島竜みん(王ヘンに民)総裁(現・党主)である。現職の自民党議員秘書たちから竹下のスケジュールを入手し、常時30人弱のメンバーが“風変わりなエール”を送り続けた。...

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