真如苑の懐を潤した「霊能者」家元制度

社会週刊新潮 3000号記念別冊「黄金の昭和」探訪掲載

 信者数や社会的影響力はともかく、財力の面で創価学会に匹敵すると言われるのが、真如苑である。彼らの懐を潤す特異な“霊能のシステム”とは――。

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 真如苑は、昭和11年に伊藤真乗を開祖として始まった密教系の新宗教。戦後10万人程度だった公称信者数が昭和50年には約30万人、60年には約180万人、そして翌年には200万人を突破。当時のマスコミから〈創価学会からの乗り換え続出〉〈急成長教団〉などと注目された。

 その頃、教団の年間収入は100億円以上と報じられ、東京・青梅市内の山林16万坪を買収したことで、物議を醸したこともあった。

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