引退の浅田真央、稼ぎは激減? 第2の人生の展開は

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世界選手権では“金”3つ

 昨年12月の全日本選手権で12位と自身最悪の惨敗を喫したことが、浅田真央選手の引退の引き金になったようだ。痛めた左膝の快復も覚束なかった。

 で、この先である。“笑顔を忘れずに、前進していきたいと思っています”と自ら記した26歳の“第2の人生”はどう展開するか。

「今結ばれているスポンサーとの契約は、どこかで仕切り直しになるでしょうね」

 とは、広告代理店関係者。

「真央ちゃんが企業と結んでいるのは、“アスリート枠”での契約。この枠は年間契約で、1本でも億単位と高額。競技で活躍し、結果が出れば商品イメージも一緒に上がっていきますからね。しかし、もう現役を引退するわけですから、そうした成果は望めない。継続するにしてもギャラは激減するか、最悪打ち切る企業が出てくる可能性もある」

 キー局プロデューサーが続ける。

「真央ちゃんはすでに、姉の浅田舞と同じ事務所に所属していて、マネージャーも一緒。お姉さんと同じく、タレント活動に入ることは十分にあり得ますが、果たしてうまくやれるか、疑問ですね」

 その心はというと、

「彼女はお姉さんのように、バラエティ番組でぶっちゃけ話を披露するキャラとは真逆で、内気なタイプ。加えてトーク力もないので、バラエティやコメンテーター向きではないですし」

 無論、来年2月の平昌オリンピックに向け、各局による“争奪戦”が既に始まっている。プロスケーターとして、アイスショーでも活躍するだろう。

「まるで大河ドラマのような彼女の人生を、国民全員がずっと見守ってきたわけですから、下手なことはできません。指導者として後進の育成に励んだり、親善大使といった役所関係の仕事など、イメージから外れない仕事を選ぶのでは」(同)

 第2の人生に幸あれ。

週刊新潮 2017年4月20日号掲載

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