福原愛、春の園遊会に“異例”招待のワケ

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やっぱり目指してみる?

 台湾、そしてディズニーリゾートと2度にわたる披露宴に、自民党大会へのゲスト登壇と、今年に入って忙しい福原愛(28)が、今度は春の園遊会(4月20日、赤坂御苑)に招かれた。

「実はこれ、かなり異例のことなんですよ」

 とは、宮内庁担当記者。

「夏季オリンピックの選手で園遊会に招かれるのは、金メダリストだけというのが慣例。しかも、翌年の春ではなく、開催年の秋に呼ばれる。ちなみに翌春はパラリンピックのメダリストが呼ばれ、五輪の銀、銅メダリストは通常、秋・春どちらにも呼ばれていません」

 ところが昨年三笠宮さまが亡くなられたため、秋の園遊会は中止になった。

「今回の園遊会は基本的に前回招待された人に声掛けをしているんです。なので伊調馨選手や萩野公介選手など、金メダリストたちは改めて招かれているんですが」(同)

 招待者名簿によると、卓球女子団体銅メダルの愛ちゃんだけでなく、陸上400メートルリレー銀メダルの桐生祥秀選手や、柔道女子48キロ級銅メダリストの近藤亜美選手など、銀、銅の選手が幾人も呼ばれている。一方、パラリンピックのメダリストの名は載っていない。

 招待者を推薦した文部科学省の担当記者によると、

「年明けに宮内庁から『今回は、色を問わずメダリスト全員に声を掛けてほしい』というお達しがあったのです。パラリンピックのメダリストたちは、次の園遊会でお招きするようです」

 こうした“異例の処置”を、皇室ジャーナリストが読み解くには、

「リオで活躍したメダリストの多くは、次のオリンピックでもメダル獲得が期待できる選手ばかりです。園遊会は、皇族方が功績のある国民と歓談する行事ですが、今回は、自国開催である次の五輪への機運を高め、選手たちを激励する意味合いも込めたのでは」

“卓球より家庭を優先”と明言している愛ちゃんは当日、両陛下と何を語らうか。

週刊新潮 2017年4月20日号掲載

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