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塩野七生が語る「衆愚性」と「ポピュリズム」 その似て非なる関係を解説
作家・塩野七生さんの『ギリシア人の物語II』は、「民主政の成熟と崩壊」がテーマである。今回尋ねたのは「衆愚政」そして「ポピュリズム」という、昨今耳にする機会が増えた言葉について。「ファシスト」とくくられるムッソリーニとヒトラーの2人にも、実は大きな違いが……。
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――第2巻では、ペリクレス(民主政を完成させたとされるアテネ黄金期の指導者)の死後、アテネが衆愚政に陥った経緯が述べられています。
トランプ大統領の出現やブレグジットなどによって、近年、メディアでは「衆愚政」について論じられることが多くなってきました。...
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『水戸黄門』復活に「里見浩太朗」当惑 「武田鉄矢」主演で
「笑点」しかり「サザエさん」しかり。マンネリもまた長寿番組の原動力であるわけだが、その一角を占めていたのが「水戸黄門」だった。先ごろ、武田鉄矢主演で6年ぶり復活と報じられたばかりだが、長らく“番組の顏”をつとめてきた里見浩太朗に聞くと……。
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番組は10月からBS-TBSで放映される旨、さる14日に同局が発表した。
「1969年から2011年暮れまで続いた番組の中で、武田は初代の東野英治郎から数えて6代目の黄門役となります。今回、一行は青森・八戸を目指して旅をし、東日本大震災の被災地が舞台となるなど復興支援の側面もある。...
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