アウンサン・スーチー、政権奪取から1年 ブーイング噴出

国際週刊新潮 2017年4月13日号掲載

 あの熱狂はどこへ行ったのか――。

 アウンサン・スーチー氏を実質的な元首として国家顧問にいただく「文民政権」の発足からちょうど1年を迎えたミャンマーでは、逆にスーチー氏への不満や批判が次々に噴き出しているという。

「旧軍事政権の政治的影響力を保障する現憲法の改正、少数民族との和平、外資の積極導入など、公約に掲げていた案件はほぼ山積みのままですからね」

 そう指摘するのは、東南アジア情勢に詳しい獨協大学の竹田いさみ教授。

 スーチー氏への期待値が高かっただけに、失望感は深い。

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