乙武洋匡に“なにカッコつけてんだよッ” 不倫騒動後初のNHK出演

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「なにカッコつけてんだよッ! まだモテたいのか? 主婦の敵なんだよ!」

 と、あの乙武クンの顎を左手で摑みあげったのは、お笑いトリオ森三中の大島美幸――。

 4月9日に放送された「バリバラ」(NHK Eテレ)でのこと。“目を覚ませ乙武さん バリアフリーのために!”とのタイトルで、過去の乙武クンの言動や、不倫騒動以後の悩める姿を映し出すも、暗転の中スポットライトを浴びてなんだかカッコよく見える乙武クンに大島がキレたのである。

 演出とはいえ、乙武クンのこんな姿を、NHKのEテレで拝める日が来ようとは誰が想像できただろうか。

 昨年3月、「一夫一婦制では不満足『乙武クン』5人との不倫」で、乙武洋匡氏(41)の不倫を報じた弊誌(「週刊新潮」)も、〈乱倫人生を送ってきた乙武氏は今後、どう「自分らしく生きていく」つもりだろうか――〉とまとめたほどである。

 その答えがこれなのか。そもそもEテレの「バリバラ」は、日本初の障害者のための情報バラエティーを謳って2012年にスタート。時には障害者が自身の障害をもネタにして笑わせようとする、タブーを“攻める”番組である。乙武クンは不倫騒動後初となるNHKへの出演にこの番組を選んだのだ。

 そこでNHKは乙武クンに関するアンケートを実施。もちろん、“不倫”のイメージが圧倒的で、好感度は急降下。しかしこれは健常者の中での結果で、障害者の間では逆に好感度アップという意外な結果。“(今までは)エリート過ぎて、自分たちの代表ではなかった”、“騒動により障害者も恋愛をしたいということが分かって貰えた”というのである。

 自らの半生を振り返り、

「絵に描いたような栄光と転落……」

 とまで言ってはみたが、

「まだエリート感が出てる」

 と大島からダメ出しされる乙武クン。だが、この番組を選んだのは正解だったようで、番組を見た視聴者には概ね好評という。

 次はエンターテインメントの世界がアナタを待っているかもしれない。

週刊新潮 2017年4月20日号掲載

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