天寿全うの愛犬家殺人「関根元」 死刑なのに三食DVD鑑賞付き生活

社会週刊新潮 2017年4月6日号掲載

 死刑囚に対する刑の執行は前触れもなくやって来る。朝9時ごろ、刑務官が独房を訪れ、執行を告げると有無を言わさず刑場に連れて行くのだ。そのため死刑囚たちは、午前中が過ぎると胸を撫で下ろし、その後もいつやってくるか分からない「朝」におびえ続ける。だが、愛犬家殺人事件の主犯・関根元(げん)死刑囚は、獄中でも奔放に振る舞い、そして天寿を全うした。

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 元ペットショップ経営者の関根死刑囚が東京拘置所で息を引き取ったのは、3月27日の朝5時すぎのこと。24年前、男女4人を硝酸ストリキニーネなどで殺害し、遺体を切り刻んで捨てた事件の主犯である。

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