今井絵理子が取り組む“シーサー磨き”と“沖縄問題”

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 不器用にしか振る舞えなくたって 一途な愛なら誰にも負けないように

 とは、SPEEDの代表曲「STEADY」の一節だが、参院議員となった今井絵理子センセイ(33)が今、不器用に貫こうとしているのは故郷への一途なキモチ。何でも、党本部のシーサーを熱心に磨いているという。

「そのシーサーは、2006年に沖縄の陶芸家から自民党との懸け橋に、と送られました。現在は本部8階に設置されています」

 と党関係者が言えば、

「当選後、作られた方とお会いして、磨いてくれ、と頼まれたんです」

 と今井議員ご本人が話す。

「毎月、たまったほこりを刷毛(はけ)で取り除いた後に、赤ちゃんの体に塗るベビーオイルでつや出しをしています。2体あるので、15分くらい。シーサーは沖縄の守り神ですから」

 では、毎週末は沖縄へ?

「週末は子育てに忙しいので……。月に一度くらい、応援演説の折に視察に行っています。やっぱり、沖縄に必要なのは、経済発展。辺野古移設後の普天間の跡地利用が重要だと思います」

 アイデアはあるのか。

「それは沖縄の人の声を聞きながら……」

 と、まだまだ“勉強中”のご様子。先の関係者に彼女の評判を聞くと、

「元芸能人だからか、オンとオフがはっきりしてますね。派閥の長である山東昭子さんの前ではしっかりしてるけど、いなくなると気が抜けて、煙草をスパーッと。翁長沖縄県知事が政府に反発しているのを心配していて、本人は勉強していると思うけどなあ」

 シーサー磨きもいいけれど、彼女に支払われる歳費は年間約2100万円。6年間の任期と思うなかれ、議員活動も勉強も、“スピード”が大事ですよ!

週刊新潮 2017年3月23日号掲載

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