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過去の罪が消せると思うか 「グーグル犯歴削除」を請求したタワケたち
破廉恥な振舞いが法に触れたにもかかわらず、インターネットで事実が晒されぬよう、検索サイトに削除要請──。そうした厚顔な面々に対し、先ごろ最高裁は請求を一斉棄却し、初めての判断を下した。“不都合な過去”が、恣意的に消し去られてはたまらない。
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人の口に戸を立てたところで、ネットの前ではまるで用を成さないのは自明の理。そんな時代にあって、最高裁が画期的な決定を下したのは、さる1月31日のことだった。
司法担当記者が言う。
「判断基準が具体的に示されたのは、現在30代の男性が2011年11月、女子高生に金銭を渡してわいせつ行為に及び、児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕された事案です。...
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インテリが人権侵害と叫ぶ「万引き画像」公開、店の生存権は
全国で相次ぐ、万引き被害店の「犯行画像」公開。店主の怒りもかくや、と納得だけれど、テレビや新聞などでは一部のインテリたちがこれを「人権侵害」とのたまい、横槍を入れている。なるほどご立派な「正論」だが、では伺う。店の「生存権」は一体誰が守るのか?
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眼鏡小売店「めがねお~」がHPに“万引き犯”の写真をアップしたことで話題を呼んだ今回の騒動。返却か弁償をしなければモザイクを外す、と宣言し、2月13日には容疑者が逮捕されるに至った。
〈「人権侵害」指摘も〉と見出しを打った朝日新聞をはじめ、大メディアは「店主の気持ちはわかるが、問題点もある」式の取り上げ方をした。...
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