過去の罪が消せると思うか 「グーグル犯歴削除」を請求したタワケたち

社会週刊新潮 2017年3月16日号掲載

 破廉恥な振舞いが法に触れたにもかかわらず、インターネットで事実が晒されぬよう、検索サイトに削除要請──。そうした厚顔な面々に対し、先ごろ最高裁は請求を一斉棄却し、初めての判断を下した。“不都合な過去”が、恣意的に消し去られてはたまらない。

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 人の口に戸を立てたところで、ネットの前ではまるで用を成さないのは自明の理。そんな時代にあって、最高裁が画期的な決定を下したのは、さる1月31日のことだった。

 司法担当記者が言う。

「判断基準が具体的に示されたのは、現在30代の男性が2011年11月、女子高生に金銭を渡してわいせつ行為に及び、児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕された事案です。

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