嵐・櫻井の熱愛報道、弱まるジャニーズの情報統制 SMAP“公開処刑”が影響か

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ジャニーズのエース、嵐

 嵐は言うまでもなく、ジャニーズの稼ぎ頭である。

 こころみに昨年、彼らが叩き出した売り上げを推計してみると、

【ファンクラブ収入】

会員約200万人×年会費4000円=約80億円

【コンサート収入】

動員約94万人×8500円=約80億円

【音楽収入】

CDシングル3枚とアルバム1枚、コンサートDVD1枚で計122億円

【CM、テレビ、映画のギャラ】

計25億円

 〆て約307億円。対するに昨年末、惜しまれながら解散したSMAPの場合、コンサート開催年の2014年は約250億円と推定される。堂々、先輩5人組を圧倒していたうえ、

「コンサートにおけるグッズ収入はかなりの旨み。その売り上げの8割が事務所に入ってくる設定になっていますから」(同)

 仮に、やって来た100万人それぞれが1000円分の商品を買っただけで、8億円が利益として事務所に転がり込む計算となる。グループ全体の売り上げは1000億円を少し超えると言われているのだが、そのうち3分の1弱をコンスタントに稼ぎ出す、名実ともにジャニーズのエースなのだ。

履歴書は5分の1

 そうは言っても、ジャニーズ全体の近未来が盤石かというとなかなかそうはいかない。
「ジャニーズには全盛期、全国から1日に1000通にも達する履歴書が届いていました。それをジャニーさんが独占的に見てスカウトしてきたのです。それがめっきり減って5分の1。ま、時勢もあるにせよ、SMAP解散のごたごたを見た親御さんが息子を預けられないと引いていることに加えて、すでに『ジャニーズJr.』に子供を送りこんでいたお母さん方が辞めさせたいと申し出るケースもあると聞いています」(芸能デスク)

 そういう話をそのままジャニーズ事務所にぶつけると、

「そのような事実は全くありません」

 と答えるが……。

特集「『櫻井翔』熱愛で持ち上がる『松潤』不仲説を追え」より

週刊新潮 2017年3月9日号掲載

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