勝間和代、五反田「ボードゲーム屋」の女主人に転身

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 8年前、20万部を超えるベストセラーとなった『断る力』。著者で、経済評論家の勝間和代(48)をテレビで見ない日はないほどの売れっ子だった。一昨年1月にプロ雀士へ転向して以降、めっきりその姿を見かけなくなったが、一体何をしているのやら。

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麻雀の次はボードゲーム

 江戸時代から続く高級住宅街でありながら、有数の歓楽街としても知られる東京・五反田。駅から徒歩3分の場所、築10年のビルの8階にあるのがボードゲーム店「THE WINWIN」だ。正直、決して入りやすい店構えとは言い難いが……。店長の浜崎卓哉さんに話を聞くと、

「料金は1人30分300円〜450円のフリードリンク制で、お客様は1日15人くらい。平日は帰宅途中の30代サラリーマンが中心で、休日はカップルや家族連れも少なくない。決して安くないボードゲームもありますから、ここで試してから購入するお客様もいます。店内は全面禁煙。これはオーナーの強い意向です」

 実は、このオーナーこそが勝間女史なのだ。

「勝間さんはボードゲーム好きで、“いつかボードゲーム店を開きたい”と考えていたようです。彼女がプロ雀士になった後、“一緒にやらないか”と声をかけられて、昨年3月に店をオープンしました」(同)

 浜崎店長と、店員の1人もプロ雀士。五反田にオープンした理由は、

「一昨年の夏に開店の相談を受けた時、私は“池袋など人が集まる場所がいいんじゃないですか”と言ったのですがね。結局、いつでも店にフラッと立ち寄れるとの理由で、勝間さんの自宅近くに決めたのです。店名は、彼女の苗字から取ったのではなく、“お店は儲かり、お客様はゲームで楽しむウィンウィンの関係を築きたい”との願いを込めて付けました」

 当然、オーナーの勝間女史が店に顔を見せることも。

「勝間さんが、店に来るのは週に2〜3回。1人で来る時は、店内のカウンターでノートパソコンを開いて仕事をしているようです。店で“勝間和代と遊べる日”と銘打ったイベントを開くこともあり、そんな日には、彼女目当てで多くのお客様が来店します。最近、オーナーがハマっているゲームは“人狼”です」(先の浜崎さん)

■個人の趣味

“人狼”は、プレーヤーが村人と人間に扮した狼に分かれ、相手チームを滅ぼすゲーム。誰が狼かを推測して1ターンごとに1人を追放していく。複雑な内容ではないが、その魅力に“ハマる”著名人は少なくない。勝間女史も、店でホリエモンこと堀江貴文氏や漫画家の倉田真由美さん、元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏などとこのゲームに興じているようだ。

「店は、彼女の資産管理会社の運営。私はその会社の社長を務めています」

 こう語るのは、勝間女史と経営する「監査と分析」の共同代表・上念司氏だ。

「『監査と分析』主催の『勝間塾』に参加する塾生とのオフ会で、店を使うことはありますが、社長の私は経営にはノータッチ。勝間が個人の趣味でやっています。彼女はお金も持っているから、いいんじゃないですか。私は経営者としてはシビアです。仮にキャッシュがカツカツだったら、私が絶対に経営に介入しますが、今のところ何の問題もありません」

 当の勝間女史にも店の入口で声をかけたが、取材には応じなかった。所詮は、金持ちの道楽か。

ワイド特集「女という商売」より

週刊新潮 2017年2月16日梅見月増大号掲載

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