稲田防衛相のファッションに悪評 “田舎臭い少女風”のワケ

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■長女の影響

 担当記者が続ける。

「10月に行われた陸自の“駆けつけ警護”の演習でも、稲田さんの姿に皆ビックリでした。現場は土ボコリが舞うような場所で、汚れにくい服装かと思ったら、まぶしいほどの白いパンツ姿で登場です。また、11月のASEAN防衛担当相会合でも、事務方が“黒かグレーで”と要望していたのに赤い服で現れた。“素敵でしょ?”と自慢したのには、のけぞってしまいました」

 記憶に新しいのは、12月の真珠湾訪問である。この時、稲田氏は黒の上下で現地に向かったものの、途中で可愛いパステルカラー(黄色)のワンピースに着替えると、自爆攻撃で亡くなった飯田房太中佐の碑の前に。言うまでもなく真珠湾訪問は「慰霊の旅」、安倍総理も岸田外相も紺スーツだったから、否が応でも目立ったのである。

 ファッション評論家の堀江瑠璃子氏が言う。

「TPOという言葉がありますが、稲田さんのファッションは時、場所や状況のどれにも合ってないし、年齢にも合ってない。防衛大臣は、役目のハッキリしている仕事なのに、彼女はどこに行ってもズレているのです」

 その理由を地元・福井の政界関係者に聞くと、

「稲田さんのファッションが田舎臭い少女風になってしまうのは、長女の影響を受けているからです。アドバイスを受けるというより、服やバッグを共有するほど仲が良く、母親の自分もそれが似合うと思っているから困るんです」

 還暦近い母親が、娘のファッションに挑んだ失敗例というわけか。その田舎臭さを消すためにも、稲田大臣には、いっそ迷彩服で通すことをお勧めする。

ワイド特集「近ごろバブルの人々」より

週刊新潮 2017年2月9日号掲載

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