祖父に捧げる「新藤風監督」沖縄ロケ作品

映画週刊新潮 2017年1月26日号掲載

 2012年に100歳で天寿を全うした巨匠、新藤兼人監督を祖父に持つ新藤風(かぜ)監督(40)の11年ぶりの新作「島々清(しまじまかい)しゃ」が、1月21日から全国で公開された。

 舞台は沖縄だ。三線の名手である祖父と暮らす少女(伊東蒼)は特殊な音感の持ち主で変わり者扱いされ、母親や友達との関係にも悩んでいる。コンサートのため島を訪れたヴァイオリニスト(安藤サクラ)と出会い、次第に心を開いてゆく。

 新藤風監督は言う。

「29歳から6年ほど祖父と一緒に暮らしました。

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