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勝谷誠彦が問う、誰でも手を差しのべる社会は「幸せだろうか」 日々嘆くニッポンの“バカ基準”
■バカな私が日々嘆くニッポンのバカ基準(下)
「私はかなりのバカである」。自身をこう称する勝谷誠彦氏が嘆くのは、“バカを基準”とした日本社会の姿だ。例えば、「危ないので白線の内側に下がって下さい」「入ってくる列車の風圧に押されることがあるので、気をつけて下さい」の鉄道放送。氏に言わせれば、「そんなもので死ぬ奴は死ねばいい――」。
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「淘汰」をタブーだとしたのが「バカ基準」の原点だ。どんな動物の社会でも「淘汰」はある。私にとってはどうでもいいのだが、人類は文明を築いてきて、弱者を助ける仕組みを作った。...
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百田尚樹氏「結婚のコスパ」を語る 「なんでもコスパで考えるバカ」
「コスパ」(コストパフォーマンス・費用対効果)という言葉が一般化してから久しい。特に若い人がよく使うのだが、これに何となく抵抗があるという人も珍しくない。
作家の百田尚樹氏もその一人。新著『大放言』では、「なんでもコスパで考えるバカ」という一節を設けて論じているほどである。
百田氏は、若い人と飲食店について話している際に「あそこはコスパがいい」「コスパが悪い」といった物言いを耳にするにつけ、「ある意味で合理的と言えるかもしれないが、そこには何か大事な価値観が抜け落ちている」と感じたという。...
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