漢方大手ツムラが売る“社員に飲ませられない”生薬 中国産原料に「想定外の農薬」

社会週刊新潮 2016年12月22日号掲載

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 ひきはじめの風邪に効くとされる「葛根湯」は、広く知られた漢方薬のひとつ。これからの季節には、薬箱に欠かせない家庭も多いのではないだろうか。その漢方薬最大手「ツムラ」に重大疑惑が発覚。内部文書には、目を疑いたくなる衝撃的な一文が記されていた。

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 前身の津村順天堂は1893年創業という、老舗製薬会社「ツムラ」。かつて大ヒットした入浴剤「バスクリン」の会社と言えば馴染み深い世代も多かろうが、それは一昔前の話だ。

 バブルに乗じた多角経営や、創業者一族の元社長による特別背任事件によって、一時は倒産寸前にまで傾くものの、2000年代には漢方薬に特化した製薬会社として再出発。

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