SMAP解散で“中居派”結集の新事務所 キスマイらも参加か

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 ファンの悲鳴も虚しく大晦日をもって解散するSMAP。契約切れの来年9月に向け、木村以外の中居派が独立、芸能オフィスを立ち上げるプランがあるというのだ。

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 差し当たって紅白の出場メンバーに名を連ねることがなく、SMAPは20年に亘って続いた「スマスマ」(フジテレビ系)最終回での生出演も拒み続けている。

 中居正広(44)、稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(42)、香取慎吾(39)に、育ての親こと飯島三智マネージャーを加えた独立派と残留派・木村拓哉(44)の対立が表面化したのは今年1月。直後に飯島氏は事務所を追われ、4人の「木村不信」は抜き差しならぬものとなり、ジャニーズ事務所は8月14日に解散を発表。創業社長・ジャニー喜多川氏(85)による再三再四の説得が実を結ぶことはなかった。

■飯島氏の活動

 その頃の倦むような暑熱や熱波が鳴りを潜め、木枯らし1号が大都会の底へ足を踏み入れたばかりの、先月10日午前のことである。

 飯島女史は自宅マンションをあとにし、クルマで銀座へ。向かったのは中央通りから有楽町寄りに1本筋を入った、すずらん通り沿いの「ドーバー・ストリート・マーケット・ギンザ」。

 2016年秋冬の最先端ファッションが所狭しと並び、お洒落にとりわけ敏感な人たちがそれを求めて集う。民放幹部のひとりによると、

「いわゆる辣腕マネージャー時代から、トレンドのアイテムをあくまでもさりげなく取り入れるのが“ミッチー流”。あそこでショッピングしているというのは、“16年の秋冬を私は生きている”という自負なんです」

 その口ぶりから察すると、芸能界のしがらみから解かれたかに見えるいまもなお、過去の人に成り下がることなく、自身を各方面にアピールする日々というわけだ。

 事実、飯島女史は師走だからというわけではなく連日のように忙しない活動を展開している。それというのも、

「来年の9月、ジャニーズ事務所との契約切れを待って、木村以外の4人で独立し、そこに飯島も満を持して参加する腹づもりだから。最近、彼女と話した人によれば、“アイディアが本当に湧いてくるの”とやる気満々、興奮を抑えきれないって感じだったそうですよ」

 と、これはさる芸能関係者の打ち明け話である。

「新しい事務所の『顔』には中居を据える。飯島自身、“ジャニーズ事務所内での彼の求心力はとても強い。だから、キスマイ(Kis-My-Ft2)など所属タレントだけじゃなくジュニアの男の子たちも付いてくる。その数は20人じゃきかない”と話していたんです」

 となれば、事務所分断、ひいては「中居派タレント」を結集する芸能オフィス誕生の時期が俄かに近づいていることになる。

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