プーチンの闇に消えた死屍累々

国際 2016年12月16日掲載

 ロシアであっと驚くことがあれば、つい口をついて出てくる「おそロシア」。ソチ五輪の際には日本人取材クルーの何人かが、現地で野犬に噛まれて大騒ぎになったとか……そんな話がゴロゴロ転がるかの地において、「おそロシア」と笑っていられないのは、やはり最強大統領ウラジーミル・プーチンの周辺での出来事だ。

 例えばよく知られたところで言えば、放射性物質で殺害された元KGB職員で、ジャーナリストのリトビネンコ氏の話だ。1998年、FSB(かつてのKGB)の工作員として、さる財界人の「暗殺指令」を受けたものの、それを拒否。

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