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民進・野田幹事長、大嫌いな小沢一郎と会合 野党共闘の苦渋
大嫌いな人を前にして、顔で笑って心で泣いて……。野田佳彦・民進党幹事長の心境は、こんなところではないか。何しろ「犬猿の仲」の自由党の小沢一郎代表と2度も会談したというのだ。その上、少年時代から嫌いだった共産党との選挙協力も行うらしい。これは、正しく“苦渋の選択”である。
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「えっ、野田君がオレに会うっつうの?」
小沢氏は、野田氏が会談に応じることを聞かされ、開口一番こう漏らした。余程、驚いたようである。
野田氏を小沢氏に引き合わせたのは、民進党の鈴木克昌代議士だ。...
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■ビンボー人が支持をした
ドナルド・トランプ氏が米国の次期大統領に選ばれたことについては、さまざまな分析が行なわれている。
日本のテレビなどでの一つの定番は、次のようなものだろうか。
「トランプ氏の言動は過激で、時に差別的なものであった。米国のインテリ層はこれを強く嫌ったが、一方で現状に強い不満を持つ低~中所得層、特に地方の白人が熱狂的に支持をしたことで、大番狂わせが起きた」
このような見方は、米国にもあるのだろうが、よく考えると、これ自体が差別的な感じがしないでもない。...
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