ヒトラー「最後の執務室」再現に物議 “ナチス礼賛の象徴に”

国際週刊新潮 2016年11月24日号掲載

 薄暗く小ぢんまりとした空間には、ソファと、ドイツ紙が無造作に置かれたテーブル。そして壁にはフリードリヒ2世の肖像画。

 10月29日、ドイツの首都ベルリンの博物館内に、ヒトラーの執務室が再現され、物議を醸している。

 在独特派員の話。

「この執務室は、ヒトラーが総統官邸の中庭に作らせた“総統地下壕”にあったものです。地下壕の内部は約30の部屋に仕切られており、執務室のほかには、浴室や寝室、医務室もありました。ヒトラーは戦況が悪化した1945年1月から生活を始め、4月30日、妻のエヴァ・ブラウンとともに、拳銃自殺を図ったのです」

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