ユネスコ「南京事件登録」で叩かれる「斎木次官」

政治週刊新潮 2015年11月5日号掲載

 手に入れれば手に入れるほど、欲しくなるのが、人間のサガなのか。カネ持ちほどケチが多く、エリートほど地位に固執する。

 外務省の斎木昭隆事務次官(63)を巡る不穏な現象も、そんな真理を物語る。

「10月初旬、中国が申請した南京事件の資料がユネスコの世界記憶遺産に登録されたことを受け、斎木さんの責任を追及する声があがっているんです」

 とは、外務省関係者。

「この問題は大臣官房の国際文化協力室の担当とはいえ、事前に中国の動向を探らせ、登録を防ぐべく、ユネスコヘの根回しを徹底しなかったのは、斎木さんのミス。

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