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勢いづく「小池劇場」、どう問題を収めるのか
「今の小池さんの勢いは物凄いものがあります。彼女のパフォーマンスが多くの人の心をとらえていることは、もはや誰にも否定することができない」
日々、小池知事の間近で取材している都政担当記者が感嘆の声を漏らす。
「築地から豊洲への移転延期を決断したところへ盛り土の問題が出てきて、一気に世論がヒートアップした。盛り土の上に豊洲新市場の施設が建っていると皆が思っていたのに、地下空間になっていました、と。その犯人捜しを今進めているわけですが、小池さんは問題を暴いた英雄のような存在として拍手喝采を受けている状態です」
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“豊洲”東京ガスの有害土地に1860億円…石原元知事の“懐刀”が明かす
ある女が2人の男と一緒に寝て犯された。どちらに乱暴されたかわからず女は悩み続ける。それが通奏低音のごとく物語を貫くのが横光利一著『上海』だ。そんなバカな?という類のものだが、ここ豊洲にも同種の話あり。都は市場用地取得のために、1860億円を東京ガスなどの地権者に支払った。二束三文の埋め立て地を有害物質だらけにした当事者たちが濡れ手で粟とはこのこと?
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戦後の復興でエネルギー需要が一気に高まり、工場用地取得が宿願となっていた東京ガス。1954年1月に都議会で豊洲埋立て案が通過、88年まで約30年に亘って操業を続けた。...
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