“豊洲”東京ガスの有害土地に1860億円…石原元知事の“懐刀”が明かす

社会週刊新潮 2016年10月6日号掲載

 ある女が2人の男と一緒に寝て犯された。どちらに乱暴されたかわからず女は悩み続ける。それが通奏低音のごとく物語を貫くのが横光利一著『上海』だ。そんなバカな?という類のものだが、ここ豊洲にも同種の話あり。都は市場用地取得のために、1860億円を東京ガスなどの地権者に支払った。二束三文の埋め立て地を有害物質だらけにした当事者たちが濡れ手で粟とはこのこと?

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 戦後の復興でエネルギー需要が一気に高まり、工場用地取得が宿願となっていた東京ガス。1954年1月に都議会で豊洲埋立て案が通過、88年まで約30年に亘って操業を続けた。

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