どんな時代でも生き抜ける「自立した強い子供」の育て方――柳沢幸雄(開成中学校・高等学校校長)

社会週刊新潮 2016年9月22日菊咲月増大号掲載

 高度成長もバブルも遠い昔となった今、若者は未来に希望が持てない――。そう聞けば 自ずと心配になるのはわが子、わが孫の将来である。これから先、子供たちにどんな力をつけさせればいいのか。東大合格者数ナンバーワンの有名男子校の校長が処方箋を示す。

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 この不透明な未来を子供たちは生き抜いていけるのか。子や孫を持つ人の多くが不安を覚えている。少子高齢化で、近く現役世代2人で高齢者1人を支えることになるうえ、技術立国の象徴たる東芝やシャープの経営が傾き、人工知能の発達で既存の職業の半分は消える、というレポートが発表される。

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