ゆとり教育、法科大学院、文理融合系学部……迷走続きの文科省が打ち出すグローバル教育

社会週刊新潮 2016年4月21日号掲載

 政府が打ち出した“大学生をグローバル人材に育てる”大方針の具体策として、文科省は2014年に37校のスーパーグローバル大学(SGU)を選定。世界の大学ランキングトップ100入りをその目的としているが、早くも翌年には既にランク入りしていた東大、京大の順位が大きく下がり、他校が新たにトップ100入りすることもない。日本の大学は国際的な評価を低下させてしまったということになる。

 政府は、グローバル人材を定義する要素のひとつとして、主体性やチャレンジ精神、柔軟性などのいわば「人間力」を挙げている。

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