藝大生の“職業病” 最後の秘境「東京藝大」探検記(1)

社会2016年10月4日掲載

 傘を手に駅でゴルフのスイング、料理しながらハミング、知らず知らずやってしまうあれやこれや……「なくて七癖」とはよくいったもので、ひとの内面はふとした瞬間に表に出るものだ。

 上野の森の奥深く、東京藝術大学に棲息する学生もまた、例外ではない。ただ、ひがな一日芸術と向き合い、頭から足の先まで芸術に浸りきっている彼らの癖は、一般的なそれとは少々異なる。全学科の現役学生に話を聞いて『最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常』を書き上げた二宮敦人さんに、本には書ききれなかった逸話を聞いてみた。

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