デイリー新潮

社会

〈「お言葉」を私はこう聞いた〉立憲君主制と皇室典範の意義――百地章(日本大学法学部教授)

現在発売中

週刊新潮 2017年6月1日号 
2017/5/25発売

ネット書店で購入する

■陛下のお心を忖度

 全国各地の家庭、職場、街頭、さらに被災地において、多くの国民が陛下のビデオメッセージを拝し、涙を浮かべている被災者もいる。その様をテレビで見ていると、終戦時、頭(こうべ)を垂れて昭和天皇の玉音放送に静かに耳を傾けていた人々の姿が二重写しとなった。

 陛下が穏やかに語られるお言葉の内容もひたすら国民のことを思われるもので、その点においては終戦時の昭和天皇のお言葉と変わらない。

...

記事全文を読む

  • 週刊新潮
  • 2016年8月25日秋風月増大号 掲載
  • ※この記事の内容は掲載当時のものです

この記事の関連記事