出光創業家、4億円を投じて昭和シェル株を取得する“奇計”

企業・業界週刊新潮 2016年8月25日秋風月増大号掲載

 岐阜県多治見市では、8月8日に今夏最高の39・7度を記録した。うだるような猛暑日が続いているが、“熱さ”ではこちらも負けてはいない。昨年7月に合意した昭和シェル石油との経営統合を巡り、出光興産の経営陣とそれに異を唱える創業家との攻防がヒートアップしている。

 元衆院議員で、創業家代理人の浜田卓二郎弁護士(74)は8月3日、出光昭介名誉会長(89)が私財約4億円を投じて、昭和シェルの発行済株式0・1%にあたる40万株を取得したと発表した。出光興産ではなく、昭和シェル株を取得したのはなぜか。

...

記事全文を読む