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『ゴジラ』は世相を反映する スタッフ、俳優と戦争の深い縁
「エヴァンゲリオン」の庵野秀明監督の脚本、総監督による『シン・ゴジラ』が話題になっていることもあり、「ゴジラ」への関心がまた高まっている。
1954年に公開された第1作の『ゴジラ』は、日本初の本格怪獣映画であり、また特撮映画の傑作として今でも内外で高い評価を得ている。
戦後10年も経たない時期に公開された『ゴジラ』は、ストーリーにも当時の時代状況が反映されているということはよく指摘されている。そもそも水爆実験で生まれた、という設定そのものが、当時の核への潜在的恐怖を表現していたものであった。...
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北朝鮮ミサイル「ノドン」命名の謎を解く
8月3日朝、またしても北朝鮮の中距離弾道ミサイル「ノドン」が、日本海に向けて発射された。安倍晋三首相は、「わが国の安全保障に対する重大な脅威であり、許し難い暴挙だ」と北朝鮮を非難した。
それにしても、北朝鮮のミサイルの名前は、「ノドン」だとか、「テポドン」だとか、日本人からすると、何となく強そうな、破壊的な響きがするのはなぜだろうか。北朝鮮は、日本人に対する「威圧」も計算に入れて、名前を付けているのだろうか。
『日本語の謎を解く』の著者で、朝鮮語をはじめ世界各国の言語に精通している慶應義塾大学非常勤講師の橋本陽介さんに話を聞いた。...
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