つちやかおり、腸トレ専門家に ふっくんとの離婚から2年

ドクター新潮 健康 整体

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「筋トレ」「脳トレ」は知っていても、「腸トレ」とは初耳かもしれない。本誌(「週刊新潮」)が報じた割烹料理人との不倫を経て、ふっくんことタレントの布川敏和(50)と離婚してから丸2年。タレントのつちやかおり(51)は、聞き慣れない健康法の専門家になっていた。
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「事務連絡は取っています」

「私が腸トレに出会ったのは2年ほど前。50歳という節目を目前にして体重が増えて肌も荒れ、髪の毛は潤いが失われてパッサパサ。突然、体調がスッキリと整わなくなってしまったのです」

 神妙な様子で語るつちやは、それまで健康に不安を感じたことは一度もなかったという。

「食事の内容や量に気を付けているのに、朝起きると体重が増えている。ホルモンバランスが崩れて、身体の外見も中身もすっかりガタが来てしまったのです」

 そんな折に出会った「腸トレ」は、彼女の肉体に劇的な変化をもたらした。

「簡単に説明すると、人間の小腸や大腸は知らないうちに位置が少しずつズレてしまうんです。それを独自のマッサージで元の位置に近づける。ポイントは背中に集中している神経を和らげてあげること。背中が凝り固まっていると、腸は動いてくれませんから。ツボ押しのような痛みもないので、正直なところ、最初は本当に効果があるのか半信半疑でしたけどね」

 施術の時間はだいたい、30分から40分程度という。

「個人差がありますが、1~2回の施術でも腸の動きが活発になってきます。私も施術を受けて帰宅したら、お腹がグルグル動いているのが感じられた。その日のお通じだけではなく、2~3日後には宿便も出始めたんですよ」

 日に日に体調の改善を実感し、すっかり腸トレにハマったというのである。

■座学の試験に失敗

 つちやはすでに、「腸トレマイスター」なる資格を取得済みだと胸を張る。

「1年ほど、教室に通って勉強しました。実技はもちろん、座学もあって、例えば人間の腸内にはどんな菌がいてどんな作用をしているのか、善玉菌と悪玉菌の違いは何かなどなど、腸の働きや腸内環境についても学びました。頑張って勉強しましたが、難しい専門用語がたくさんあって、座学の試験は1度失敗。でも、先生の励ましを受けて頑張った甲斐あって、昨年5月の試験に合格できました。腸トレマイスターになると、自分でサロンを開いたり生徒さんへの指導ができるんですよ」

 腸トレを始めてからは、体重が5キロ落ちたという。

「炭水化物の取り過ぎに注意するなど食事には気を使っていますが、高校1年生の娘には“ママ、ずる~い!”って羨ましがられたこともありました。私は昔から“生涯、ビキニを着続ける”と決めているんですが、腸トレのお陰で初志を貫徹できそうですね」

 8月26日には、自著『元気な毎日 腸美人!』(ダイナミックセラーズ出版)が発売される。

「同じ悩みに苦しんでいる女性に、私の経験を伝えたいと思ったんです。今後は映画やドラマ、舞台、ライブや情報番組のコメンテーターにも挑戦したい。そういう意欲が出てきたのも、体調が戻ったから。え? いまのパートナーとの結婚ですか? これだけやりたいことがあるので、結婚に縛られず自然体で付き合いたいんです」

 この屈託のなさも、腸トレの賜物なのか。

「ワイド特集 鉄の女の『金』『銀』『銅』」より

週刊新潮 2016年8月11・18日夏季特大号掲載

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