「警視庁」遺体発掘失敗は「死刑囚の告白」を放置したバチ

社会週刊新潮 2016年7月21日参院選増大号掲載

 闇から闇に葬られていた複数の殺人事件。「死刑囚の告白」を受け、警視庁は7月に入り、埼玉の山中で2件目の被害者の遺体発掘に着手した。しかし捜索は不首尾に終わり、本部には厭戦ムードが漂う。捜査放棄から捜索失敗と、当局の失態、迷走はいつまで続くのか。

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 四方の林道から辿れる山深い峠。その広く開けた空間には茶屋があり、閉店後の夜半も店頭のぼんぼりに仄かな明かりが灯っていた。

 深更、この山頂に一台の車が現れた。青色のソアラの車内には2人の男が乗り、周囲を警戒している。

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