酒井法子のデビュー30周年 完全復活のカギは“落語好き”

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〈酒井法子さん完全復活!〉とまでリリースに銘打たれては“のりピー”語も出さないわけにはいかない。

 6月28日、化粧品のPRイベントに出席した酒井法子(45)。新発売のスキンケア化粧品のイメージキャラクターに就任したのだ。

酒井法子

「2009年に覚醒剤取締法違反で懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受け芸能活動を休止。12年に復帰し、ディナーショーなどの活動を続けてきたのりピーですが、デビュー30周年となる今年は、本格的に動き出すようです。9月22日には16年ぶりとなるコンサートを開催し、秋には記念アルバムも出すという。そりゃあ“マンモスうれピー”でしょう」(芸能記者)

 だがこの日は、やはり覚醒剤で逮捕された高知東生についての質問が浴びせられ、イベントは強制終了。

「日本では7年経っても事件を忘れて貰えないですね。その点、元々人気のあった中国、台湾ではすっかり忘れられているようで、7月1日にも台湾でのイベントに出席しています」(同)

 それでものりピーは諦めない。国内で新たな動きを見せているのだ。日本で唯一の演芸専門誌「東京かわら版」7月号“巻頭エセー”に登場したのだ。

「以前に落語好きだと話していたのを覚えていたので、依頼したらあっさり受けて頂けました。原稿は書けないというので、事務所を訪ねての聞き書きです。事務所の社長は『今は落語ブームだから、これが新たなビジネスに繋がれば』なんて言ってましたね」(編集部)

 日本での完全復活に向けて、さまざまな方向を模索しているようなのだ。ちなみに落語への思いとは、

〈両親、特に母が落語が大好きで家には通販で買ったらしきカセットテープがずらりと並んでいました。私も聴くとはなしにずっと聴いていました。父は相撲の記者だったので、落語や相撲は、よその家よりは親しみやすい環境にありました〉

 ん? のりピーの父親って記者だっけ? などといまさら野暮なことは言うまい。談志師匠曰く、人間の業の肯定こそ落語である。

週刊新潮 2016年7月14日号掲載

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