こんな記事も読まれています
「勇気をもらいました」「感動を与えたい」コメントに感じる違和感 梶原しげるさんが解説
スポーツの試合や映画の観客に感想を求めたところ、「勇気をもらいました」「感動をもらった」といったコメントが返される様はテレビでよく見かける。
また、選手側が「感動を与えたい」という表現で意欲を語ることも多い。高校球児が「見ている人に感動を与えるようなプレーをしたい」と抱負を述べることは珍しくない。
こうした表現、気にならない人もいるようだが、「感情って人にもらうものなのか」「与えるってエラそうじゃないか」と感じる人もいる。
一体、どのへんに問題があるのか。...
つづきを読む
こんな記事も読まれています
「となりの山田くん」はジブリの黒歴史なのか 鈴木敏夫氏が語った「あえて興行成績を落とした理由」
スタジオジブリの作品といえば、「ヒット」の3文字とセットで語られることが常だが、30年の歴史の中で、初めて赤字となった作品をご存じだろうか。
1999年公開の『ホーホケキョ となりの山田くん』である。
空前の大ヒットとなった『もののけ姫』に続いて公開された同作品は、公開館数や宣伝の問題もあり、公開時には制作費を回収する興行成績をあげられなかった(その後、ビデオ化などで最終的に黒字化)。
しかし、実はこの敗戦、制作側ではある程度織り込み済みで、プロデューサーの鈴木敏夫氏は、こういう経験が必要だと当時考えていたのだという。...
つづきを読む