マイケル・ジャクソンの“家宅捜索”動画が流出…SM写真などを押収

芸能週刊新潮 2016年7月7日号掲載

 凡愚の悪夢の一つは死後に悪趣味な個人的蒐集物――エロ本やらいかがわしいグッズやら――が発見されてしまうことだが、世界的セレブともなると死後7年が経っても、秘密の収蔵品が話題になってしまう。

 命日6月25日を目前に、マイケル・ジャクソンに関する地元検察の資料映像と内部文書が流出、ある芸能サイトで立て続けに公開された。2003年、マイケルが少年への性的虐待の嫌疑をかけられた際のものだ。

 映像はカリフォルニア州の自宅〈ネバーランド〉が地元検察に捜索される模様を映し出すが、絵画や写真、フィギュアに彫像で埋め尽くされた邸宅内部はマイケルの精神世界が具象化したかのよう。初公開の内部文書では、3重にカギが掛けられた秘密のクローゼットの奥から動物虐待の写真や男の子のヌード、女性が縛り付けられた姿のSM写真などが押収されたとある。

 海外セレブ事情に詳しい北米在住のジャーナリスト、關陽子氏は顔を顰(しか)める。

「マイケルがその後、14件の容疑すべてで無罪となったのは周知のこと。サイトの閲覧者数稼ぎが目的でしょう。確かにマイケルの所持品には薄気味悪い写真も多いですが、ポルノではなく、アート性の高いもの」

 違法性のある写真や性的児童虐待の直接的証拠が存在すれば、マイケルは裁判で最大80年とも言われた懲役刑を言い渡されたろう。

「1993年の性的児童虐待疑惑はマイケルと仲よしだった少年の父親が金目当てで引き起こしたもので、10年後の03年の裁判は前回の担当検事が捲土重来を期したもの。疑いはとっくに過去のものです」(同)

 娘のパリスや甥も不快感を表明しているが、趣味を晒されたマイケルが誰より顔を顰めたいはずだ。