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「となりの山田くん」はジブリの黒歴史なのか 鈴木敏夫氏が語った「あえて興行成績を落とした理由」
スタジオジブリの作品といえば、「ヒット」の3文字とセットで語られることが常だが、30年の歴史の中で、初めて赤字となった作品をご存じだろうか。
1999年公開の『ホーホケキョ となりの山田くん』である。
空前の大ヒットとなった『もののけ姫』に続いて公開された同作品は、公開館数や宣伝の問題もあり、公開時には制作費を回収する興行成績をあげられなかった(その後、ビデオ化などで最終的に黒字化)。
しかし、実はこの敗戦、制作側ではある程度織り込み済みで、プロデューサーの鈴木敏夫氏は、こういう経験が必要だと当時考えていたのだという。...
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あらゆる企業、組織が採用にあたって、慎重に選考を重ね、さまざまな工夫をしています。人材こそが活力の源だからです。
ところが、あらゆる企業、組織の人たちはこんな不満も抱えているようです。
「あんなに一所懸命選んだわりには……」
組織論の専門家である太田肇さんは、新著『個人を幸福にしない日本の組織』の中で、芸能界の例を紹介しながら、「厳選された人材は伸びない」と意表を突く指摘をしています。「厳選された人材は伸びる」のではなくて、「伸びない」とは?
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