海老蔵の長女、青学付属幼稚園に合格するも通わず…麻央への詮索を避けるため

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 市川海老蔵(38)が記者会見で、妻・小林麻央(33)の進行性乳がんを打ち明けたのは、去る6月9日のことである。診断から1年8カ月、すなわち600日が経過していた。

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「スポーツ報知がこの日、〈麻央夫人・進行性がん〉と打ってきた。それがそもそもの始まりです」

 と、芸能デスクのひとり。

「頭を過(よぎ)ったのは3年前、報知が『尾上菊之助の結婚』を抜いたこと。音羽屋周辺はもちろん梨園に強いネタ元がいるんでしょう。ただ、記事は肝心の“どこの部位にがんができたのか”に触れておらず、かなり違和感を覚えました」

 ともあれ、誰にも知られずに終わってしまったかもしれない秘密が明らかとなったわけだ。このスクープを受けた市川海老蔵の記者会見は当初、翌日に設定されていたものの、

「早いうちがいいんじゃないかという判断で、当日の午後3時から、たまたま空いていた銀座・東武ホテルで行なわれることになったようです」(同)

神の、運命のいたずらを呪わぬ日はなかったはずである

 明るめの紺地に白のピンストライプをのせたスーツに身を包んだ海老蔵は、そこで大要こう述べた。

〈病名は進行性の乳がんで、かなりスピードの速いものだ。“なかなか大変なものではないか”という意見を医師から受けた。病気は1年8カ月ほど前に人間ドックで判明。比較的深刻であり、いま抗がん剤治療をやっている。ずっと探りながら、良かったり良くなかったりを繰り返しながら。手術をする方向だ。入院はずっとしていたが、最近、通院という形ができるようになった〉

■愛之助や獅童にも知らせず

麗禾ちゃんと勸玄くんの送迎などは麻央の母親と姉の麻耶が担当

 その“通院先”について、梨園事情に精通する人物は、

「麻央は、東京・築地の聖路加国際病院で治療を受けてきました。病気の事実を把握していたのは(歌舞伎公演を仕切る)松竹上層部だけ。会見で具体的なステージや生存率に言及しなかったのは、彼らとすり合わせた結果です。親しい間柄である歌舞伎役者の中村獅童や9月に披露宴を控える片岡愛之助には知らせていなかった」

 と打ち明ける。成田屋の関係者が後を受け、

「麻央の看病、4歳の長女・麗禾(れいか)ちゃんと3歳になる長男・勸玄(かんげん)くんの送迎や“お相手”などは麻央の母親と姉の麻耶が担当。逆に、海老蔵の仕事周辺のサポートは彼の母である希実子さんが受け持ってきました。麗禾ちゃんは青学の附属幼稚園に合格していたのですが、あそこは母親の担務が多く幅広い。顔を見せなければそれだけ、理由を詮索する声が高まりかねず、近くの仏教系の幼稚園へ通うことにしたのです」

「特集 進行性乳がん『小林麻央』と『海老蔵』の秘密」より

週刊新潮 2016年6月23日号掲載

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