LINE上場に見る日本人の幼児化 「ミスター円」が語る

社会週刊新潮 2016年6月23日号掲載

 6月10日、東証に株式の上場を承認された「LINE」。時価総額は6000億円と見られ、今年の株式公開“最大の目玉”として注目を浴びている。如何にこの通信アプリに人々が群がっているかを表しているが、その流れに「日本人の変質」を見るのは、元財務官の榊原英資氏(75)。「ミスター円」と言われた同氏が、日本人へ警告を発する。

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 高校時代、留学先のアメリカでディベートを行った時の記憶は今でも鮮明です。あるテーマについて、クラスが賛成と反対の立場に分けられ、自分の個人的な意見は脇に置いて、賛成のグループなら賛成、反対なら反対を主張する。

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