武田薬品がアイルランド人CFOを取締役にしないワケ 前任は“報酬泥棒”

企業・業界週刊新潮 2016年6月9日号掲載

 企業のグローバル化で、外国人が“重役”に就いてもさほど驚くべきニュースにはならなくなりつつある。だが、武田薬品工業が発表した人事は製薬業界のみならず、経済界にも大きな波紋を呼んでいるという。

 フランス人のクリストフ・ウェバー氏(49)が社長を務める武田薬品は5月12日、HP上でこんな人事を発表した。

〈ジェームス・キーホー氏が2016年6月15日付で当社のCFO(最高財務責任者)として着任しますのでお知らせします〉

 アイルランド人のキーホー氏(53)は、一貫して財務畑を歩み、米国では企業財務のプロとして知られているという。

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